テレビ番組などでよく、馬券の回収率や勝率が競われています。
フジテレビが有料チャンネルで放送している「競馬予想TV」では、多くの予想家が独自の予想で馬券を買い、その結果をウェブサイトにも残して競い合っています。
このように表に出てこられる予想家は、全体のごく一部。
実績をあげてきたベテランにのみ与えられる特権です。
そんな百戦錬磨の彼らでさえ、勝率50%というのをクリアするのはとても厳しい条件のようです。
50%ということは2回に1回当てなければなりませんが、ガチガチの馬券を買ってもそれは難しいことです。
競馬を長くやっている人であれば分かるでしょう。
彼らの場合はさらに、視聴者を納得させるような高配当の馬券も取らなくてはなりませんから、その壁はますます高いものといえます。
彼らの予想が50%を超えるようだと、収支としても大幅なプラスになるに違いありません。
ただ最近は、一部競馬予想会社の過剰な広告が散見されるため、勝率50%以上というと簡単に達成できるのではないかと錯覚している人が多いのも事実のようです。
インターネットの掲示板などでは、「俺も当てた」「こんなのも当てられないのか」という書き込みがあふれているので、ますます不的中の人間が少数派ではないかという錯覚を起こしてしまいます。
しかし現実として、馬券を当てる人のほうが少数派です。
「当てた」と言っているのも後出しじゃんけんのようなものが多く、本当に当てているのか、馬券を買っているのかも確かめることはできません。
勝率50%が非常に厳しい数字であるという正しい認識を持っておけば、いわゆる「煽り」に惑わされることもなくなります。